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双極性障害が寛解に向かった3つの大きな要因

双極性障害と認識したとき

双極性障害と病名を聞いたのは2011年の夏。それまでは、病名が怖くて聞けませんでした。2007年最初に病院にかかってしばらくは、抗うつ剤は処方されておらず、2010年に会社で大きなトラブルにあってそこから、抗うつ剤が処方されるように。

 

2011年の夏、結婚して、転居を機に主治医が変わりました。主治医もちょうど同じタイミングで転勤でした。私の病気を知る人からは、パニック婚と呼ばれていました。1度目の結婚を後悔はしていないけれど、今、思い返してみれば、もうちょっとじっくり考えてから結論を出してもよかったのかなとは思ったりもします。二股のメインではないほうで、サブがメインになったのはいいものの、そういったこともうやむやにされていて、自分もそのままにしていたから、結局、相手が自分のことを好きなのかを常に気にする結婚生活でした。

 

大きな決断はよく考えるべし

自分というものがブレているときに、大きな決断をすると、そのとき一瞬はよいかもしれませんが、周りの人を巻き込んで本当に大事になるので、個人的に療養中の大きな判断はおすすめしません。

 

職場に行けば、仕事はできるけどミスが多い、忘れることも多い、それよりも前に、毎日、決まった時間に職場に行けない。で、仕事も結婚後、しばらくして辞めざるを得なくなりました。それから、貯金でほぼほぼ生活して貯金が底をつきて、仕事をスタートせざるを得なくなりました。金銭的にきつい生活を立て直したかったけれど、色々と話し合ってもお互いが納得する解決法が見つからず、生活もすれ違いがほとんどだったため、嫌いにはならなくとも、異性として好きな気持ちはなくなりました。そして、将来が想像できない2人の関係を、続ける意味が分からなくなりました。故に離婚を決意。でも、もちろん良かったことも、助けてもらったこともありました。

5年くらいずーっと5種類10粒くらい薬を飲んでいました。

・リーマス

・ジェイゾロフト

・レンドルミン

・ルーラン

・エチゾラム

 

大きく環境を変えたのはちょうど今から1年前くらいの去年の6月半ば過ぎくらい。離婚をして、実家に帰りました。そのときは下田に永住が確定はしていなくて、まずは体調と生活を立て直そうという目的のためでした。

 

地元に帰ってからは

・規則正しい生活をする

・ご飯を3食食べる

・適度に運動する

特にこの3つは気を付けて生活しました。そして、月1回、東京の病院に通院を続けていましたが、不安になることも、自暴自棄になることも、徐々に減っていきました。家族、支えてくれた今の旦那さんのお陰でもあります。そして、生活環境を変えたことが本当に病状の改善に繋がったと感じています。

 

生活改善したことで感じた変化など

自分としても、生活するのが楽でした。無理をしないように、突飛な行動はとらないように、自分が価値のない人間だと思わないようになりました。考えてから行動できるようになりました。寝ながら食べる(胃にものが入ると安心するらしいです)、胃がもたれて朝辛いというのもなくなりました。

理解できる愛情を与えてもらったことにも、とても感謝しています。今までは薬がないと生きていけないと思っていましたが、調子がよいからか、薬を飲み忘れる日もでてくることがあるくらいでした。病院の先生も、薬漬けにしてやる!というタイプの先生ではなく、カウンセリングに重きをおいてくださる方だったので、先生との相性もよかったからこその回復だと思っています。

主治医との相性

どの病気もそうだと思いますが、特に、メンタルに関わることなどは主治医の存在が大きいと思います。1度、女医さんに診てもらったこともあったのですが、物凄いプレッシャーを与えてくるタイプの人で、なぜか高いサプリも買わされ、怖くて話ができず、2度とその病院には行けないなんてこともありました。新しい病院に行くのは面倒ですが、よい先生に巡り合うためには多少、最初に努力も必要かなと思います。

飲酒を控える

お酒もバカみたいに飲まなくなりました。でもそれは、お酒で埋める必要のあったものなどが、生活環境を変えたことによりなくなったからだと思います。飲めないとやってられないという自分が嘘みたいでした。

 

妊娠ができる状態までに回復

信じられないくらい、私は回復しました。帰って約1年で、薬がほぼいらない状態にまでなったんです。毎月、主治医と会う度に薬が減っていきました。最初は薬の量、そして種類という感じで減薬の方向に進んでいきました。すごく久しぶりに、自分が戻ってきたような感じがします。毎日、ストレスはほぼなく、笑顔で、よく笑って、幸せに生活しています。本当に、想像したことのない生活で、今はこの生活を大切にするために引き続き、規則正しい生活・3食食べる・適度な運動は日々の生活の中で大切にしています。

実際にやってみるまでは、生活改善が大切だということは知っていながらも、いやーそんな簡単にうまくいきっこないでしょうと思っていて、信じていないからこそ実行に移すこともありませんでした。あとは、都会にいるとやっぱり難しいのかなと思います。散歩するにしても、都会と田舎だと見るものも感じるものも、吸う空気も違います。人間関係が断捨離されるのも、結果的にプラスだったように今は思います。

入眠に関しては、やっぱりずっと睡眠薬を飲んで寝ていたので心配と不安がすぐには消えなくて頓服を持っていたり、メラトニンのサプリを買ったりしましたが、妊娠したということもあり、なるべく使わない方向でいこうと考えました。でも、全部ダメ!とすると、逃げ場がなくなるので、お医者さんと相談して、あれ?と思ったときには自分を助けられる環境を整えておくことが大切だと思います。

 

若くして死にたいと思っていましたが、今は、旦那さんと少しでも長生きしたいと思うようになりました。

 

セントジョーンズワートは抗不安剤みたいな感じのサプリで、まだ販売していますが、メラトニンはアマゾンでは今は販売されていないようです。厚生省がメラトニンを医薬品として扱うようになったことが要因だということです。

DHC セントジョーンズワート 20日分 80粒

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楽天ではまだ売っていました。海外に行くお友達がいたら、お願いして買ってきてもらうのが1番安上りですね。私はまだハワイで買ったものが余っています。